GWに開催される日本最大級のクラシック音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017。毎年の恒例イベントにしている方も多いのではないでしょうか?
前回に引き続き、こちらの話題です。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンは、東京国際フォーラムを中心に丸の内・大手町・有楽町エリアで開催されます。
今年のテーマは~ラ・ダンス「舞曲の祭典」。3日間で約350公演が開催されるそうですが、こちらは私が行った5/4の有料コンサートのタイムテーブル!
21時半開始の遅い時間のコンサートに行きました。
演目ははスペインの作曲家ファリャの代表作でもある「恋は魔術師」。1915年版初稿という貴重な演奏。もう1曲はフィンランドの作曲家シベリウスの「悲しきワルツ」
出演は、ロベルト・フォレス・ヴェセス指揮 オーヴェルニュ室内管弦楽団(フランス)、フラメンコ界の歌姫、アントニア・コントレラス。
「三角帽子」と並ぶファリャの代表作でもある「恋は魔術師」はフラメンコや闘牛の発祥の地、アンダルシアを舞台にした情熱的な作品で亡霊やジプシーが登場し独特の雰囲気のある作品。
日本ではこの組曲の中の「火祭りの踊り」が単独で有名でたびたび演奏されます。
今回聴いた「恋は魔術師」は、1915年版初稿。演奏されること自体大変珍しく、加えてフラメンコ歌手のコントレラスの魔術のような声の語りと、妖艶な歌声。とても貴重な経験でした。
スペイン語が全くわからない自分が残念でしたが、遅い時間の公演と言うこともあり、ずっと魔術にかかったような状態のまま帰宅しました(笑)
この作品は、のちにバレエ音楽としても編曲され、バレエ音楽として聴くことの方が多いかもしれません。人気曲「火祭りの踊り」は先日引退したフィギュアスケートの浅田真央選手が2016-17年シーズンでショート/フリー共に使用した「リチュアル・ダンス」です。
浅田真央選手は、ショートプログラムではピアノの演奏で黒の衣装、フリーではオーケストラによる演奏で赤の衣装と使い分けをしていました。
5/15まで西武渋谷店で「愛されるヒロイン 浅田真央」報道写真展が開催されています!
フィギュアスケートで使用する曲はピアノ演奏用にアレンジされ、シーズン始まる頃には一斉に曲集が発売されるほど人気です。
私の生徒さんもフィギュアスケートで使われる曲は大人気です。
次回はフィギュアスケートの曲について書こうかな(^^♪
電子ピアノの方、キーボードで練習する方、グランドピアノを弾いてみたい方、大歓迎!
まずはお好きな1曲から始めてみませんか?
二匹の猫と杉の香りのレッスン室でお待ちしています(^^)/