コードネームあれこれ①♪


いよいよ梅雨入り。 街なかの紫陽花がきれいです。

ご近所のあじさい。咲きはじめが綺麗ですね。

Music Oasis Verde♪雨の日も楽しくレッスンしております(^^)/

雨の日のレッスンはむしろ楽しい♪ ローランドのテキストより…。

かつて高校で音楽を教えていました。日本の伝統音楽、クラシック、ポピュラー音楽、民族音楽、作曲、コードネームの基礎、様々な楽器の奏法等、とにかく授業の指導範囲が広いのです。
ある程度はその中から選んで授業計画を立てますが、新卒の時はとにかく何もかも初めてで毎回必死でした。

得意分野でもあるポピュラー音楽史は時間をかけてやりました。
苦戦したのは、ほぼ自分が経験のないギターの授業!!

 前任者が「次の先生がギターの授業をやってくれます」と言ったらしく…
ギター男子たちから
「先生、いつギターの授業してくれると?」
と言われ、三学期に実施しました。
ギターが上手な男子、数人にグループリーダーになってもらって、自分も弾けないことをさらしながら授業を進めました(笑)

クラシックギターの授業は到底無理なので、思いついたのが弾き語り。←侮れませんが…。
ギターを弾ける友人に少し教えてもらいつつ、
少ないコードで弾ける曲を選び、難しい押さえ方を避け、移調してたりして、コード譜を書きました。

 結果、経験者だけでなく、初めてギターに触れる生徒も全員、弾き語りできるようになりました。

授業では、井上陽水『夢の中へ』オフコースの『秋の気配』ジョンレノン『スタンドバイミー』荒井由実「ルージュの伝言」この辺りを課題曲にしました。

既に弾ける生徒は、ブルーハーツとかBOØWY、エアロスミスとかで弾き語りしていました。
スリーコードでも多くの曲がありますが、少なくとも5つ知っていれば、けっこう楽しめますよね。

コードネームって素晴らしい!

こちらはローランドの ポピュラーピアノのライセンス取るときに使ったコード勉強の本。(1988年初版 野田正純著)

コードの基礎など、とてもわかり易い本でした☆

コードを押さえられると音楽の楽しみが広がります!
 例えばSimply Redの名曲、「Holding Back The Years」
イントロにこそ5つのコードが出てきていますが基本、3つコードを覚えれば弾き語れます。
サビなんてずっと、ツーファイブ(Ⅱ-Ⅴ)のみ。
まあ、歌の練習が必要ですけどね。

こちらは以前も紹介したコード表示サイト。動画も見つつ一緒に楽しめます(なんて便利なんでしょ☆)
  http://gakufu.gakki.me/m2/?p=OCD0359&d=NSsSzm9GRlY

電子ピアノで録音機能を使ってリズムを作り、それに合わせて 少しエッジの効いたエレピの音で弾くと更に原曲に近くなり楽しいですよ。

こういうシンプルな曲、多いですよね。

雨の日、ちょこっとコードの勉強などいかがでしょう。

コードネームについては15年ほど前にローランドのウェブサイトで連載しましたが、次回にまたじっくりお話します。

追記:今は1冊にまとめられて出版されているようです。 『初心者のための実践ジャズ理論』コードの基礎知識からヴォイシングまで

https://www.saber-inc.co.jp/detail/50562.html

  

 

電子ピアノの方、キーボードで練習する方、大歓迎!
グランドピアノを弾いてみたい方
昔習っていてもう一度ピアノで好きな曲を弾きたい方
まずはお好きな1曲から始めてみませんか?
二匹の猫と杉の香りのレッスン室でお待ちしています(^^)/